2022年02月09日

八木式アンテナ

地デジ放送が開始されてから来年で20年になります。
それまでのアナログ放送時にはアンテナの良し悪しで画像の映りが違いました。
彦根では荒神山付に電波塔がありそちらへ向けてアンテナを向けるのです。
アンテナメーカーにも数社あります。
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マスプロ電工。DXアンテナそして「八木アンテナ」です。
その中でも八木アンテナの歴史は古く「八木式アンテナ」として戦前から
世界各国の軍事用レーダーに使用されていたそうです。
太平洋戦争の開戦から2か月後、シンガポールを占領した日本軍は英国軍の
レーダーの残骸と「YAGI」の文字が随所に登場する文書を発見した。
「YAGI」とは八木式アンテナのことでこのアンテナが軍事用として実用化している
ことを日本人は初めて戦場で知ったそうです。
その後、戦場で八木式アンテナを使用した敵のレーダーに苦しめられ、八木式アンテナを部品に応用した
原爆が広島、長崎に投下され日本は敗戦となるのです。
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世界中から優秀な研究者を承知する中国の「千人計画」は日本が開発した先端技術を中国に軍事転用
される恐れをはらむ。技術流出をどう防ぐか、具体的な対象をどう選ぶか。
技術の進化を正しく評価する目利きの力こそを、八木式アンテナの歴史は問うているのではないでしょうか
posted by はまちゃん at 08:18| Comment(0) | 日記

2022年02月08日

ソケットレンチの種類(六角ボルト/ナット用編)

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一般的に「六角ボルト」はその名の通り頭が六角形状ですので、それを回す「ソケット」も六角形状ですが、ボルト頭の状態、ボルトが留まっている状態によって異なるソケットを使用するとボルトを回しやすくなります。
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6角のソケットは12角ソケットと比べボルトとの接触部分が多く、ボルトの頭(六辺)全体を覆うように嵌ることで、ボルトの頭(角)が少し削れていたり錆によって傷んでいても回すことができます。

一方で12角のソケットは6角ソケットに対しボルトの頭をを嵌められる位置が倍になっています。
ボルトを嵌める位置が増えることで、ボルトの付け外しのスピードを上げたりボルトを目視しにくい作業環境が行いやすくなります。

よく「12角のソケットはボルトがなめやすいのではないか」「ソケットが割れやすいのではないか」とお問い合わせをいただきますが、現代の上質な工具ブランド製品は製造における精度が非常に高く、ソケットをはめたときのがたつきが少なくソケットに均一に力が掛かるため、力を掛けてソケットを回してもネジがなめにくくソケットも割れにくいようになっています。
作業時の効率アップを考える際は12角ソケットが有効ですが、ボルトの傷み具合が気になる場合は6角ソケットを用いることでボルトを余計に傷めるリスクを抑えることができます。

ではトルクレンチではどちらを使えばいいのでしょうか?
東日のトルクレンチに付属しているソケットは6角ですのでやはりそれを使うのがベストなんでしょうね。
posted by はまちゃん at 05:57| Comment(0) | 日記

2022年02月04日

立春(二十四節気)

昨日は節分でしたが、今日は立春です。
そもそも節分は年に四回あり、それぞれの季節を分ける節目を節分といいます。
つまり立春、立夏、立秋、立冬の前日が節分といいます。
二十四節気には節分は入っておりません。
立春が過ぎると次は雨水、啓蟄と季節が移り替わります。
紀貫之が古今集に詠んだ歌に次のようなものがあります
「雪降れば冬ごもりせる草も木も春に知られぬ花ぞ咲きける」
分かりやすく訳すと「雪が降って草木が冬ごもりしていても春には知ることが出来ない花が咲くだろう」
という意味です。
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今晩から寒気が強まりそうですね。
春には必ず花が咲くことを信じでこの冬を乗り切りたいものです。
posted by はまちゃん at 06:11| Comment(0) | 日記