そもそも節分は年に四回あり、それぞれの季節を分ける節目を節分といいます。
つまり立春、立夏、立秋、立冬の前日が節分といいます。
二十四節気には節分は入っておりません。
立春が過ぎると次は雨水、啓蟄と季節が移り替わります。
紀貫之が古今集に詠んだ歌に次のようなものがあります
「雪降れば冬ごもりせる草も木も春に知られぬ花ぞ咲きける」
分かりやすく訳すと「雪が降って草木が冬ごもりしていても春には知ることが出来ない花が咲くだろう」
という意味です。

今晩から寒気が強まりそうですね。
春には必ず花が咲くことを信じでこの冬を乗り切りたいものです。